インライン画像で挿絵を入れる

インライン画像は、会話の本文に「挿絵」を差し込む仕組みです。あらかじめ画像に名前と表示条件を付けておくと、場面が条件に合ったとき、AI が本文の中に画像を差し込みます。文字が中心だった会話に、場面ごとの絵が入ります。

何ができるか

シナリオに画像を何枚か登録し、それぞれに 「名前」「表示条件」 を付けておきます。 プレイ中、AI は会話を書きながら「今の場面はどの画像の条件に合うか」を判断し、合致した画像を本文の途中に差し込みます。 プレイヤーは何もしなくてよく、AI が場面に合わせて絵を切り替えます

差し込まれた画像は吹き出しの外に、その場面の直後として表示されます。1 回の応答の中で場面が動けば、そのたびに複数枚出ることもあります。

画像を用意する

画像は アップロードのみ です(この画面では生成しません)。手元で用意した差分画像を持ち込む形になります。 登録は シナリオの編集画面にある「インライン画像」から行います。ドラッグ&ドロップかクリックで選び、それぞれに名前を付けて追加します。

  • 1 シナリオにつき 最大 50 枚
  • アップロードした画像は自動で軽量化(WebP 化)されるので、配信が重くなりません。
  • 同じ人物の 表情差分(笑顔・驚き・涙など)や、場面のカット(特定の行動・情景)をひと通り揃えておくと、いろいろな場面で絵が出せます。

名前と表示条件の付け方

名前 は、AI が本文に書き込む「タグ」になります。場面や表情がひと目で分かる名前にすると、AI が選び間違えにくくなります(40 文字まで・中括弧と改行は使えません)。

  • 良い名前:「笑顔(登場)」「驚いた顔」「決意の表情」「たき火のそば(夜)」 のように、いつ出す絵かが読み取れるもの。
  • 紛らわしい名前:「画像1」「差分A」のような、中身の分からないもの。

表示条件 は「どんな場面でこの絵を出すか」を自然な文で書きます。ここでのいちばんのコツは、条件文の「形」で表示のタイミングが変わることです。

  • 瞬間形「〜した時」:その瞬間に一度出したい決め絵に。例:「扉が開いた時」「魔法を放った時」。
  • 継続形「〜している間」:その場面が続くあいだ、ずっと出したい絵に。例:「たき火のそばにいる間」「二人が並んで歩いている間」。

高い頻度で出したい絵を瞬間形で書くと、始まったターンにしか合致せず、すぐ途切れます。「その場面が続くあいだ出したい」なら継続形にしてください。継続形は、本文で場面が終わると(例:「火が消えた」)自然に出なくなります。

💡 特定の場面の札ばかり並べると、その場面でない多くのターンでは 1 枚も合致せず、絵がほとんど出ません。笑顔・照れ・驚き・涙といった「表情・感情の汎用札」を数枚混ぜておくと、特定の場面以外でも合致しやすくなり、挿絵の出る頻度が大きく上がります(実測で、場面札しか無いときと汎用札を足したときで、絵の出るターンの割合が数倍変わりました)。

レシピ集:こうしたい → こう書く

こうしたい

ここぞという瞬間に、決め絵を 1 枚出したい

どこで: インライン画像の各枚 = 名前 + 表示条件

こう書く

  • 名前

    「決意の表情」など、その 1 枚が何かを表す名前。

  • 表示条件

    瞬間形で書く。例:「覚悟を決めた時」「立ち上がった時」。

    その瞬間のターンにのみ合致します。

こう扱われる

本文がその瞬間を描いたターンで、AI が本文の直後に画像を 1 枚差し込みます。

こうしたい

ある場面が続くあいだ、絵を出し続けたい

どこで: インライン画像の各枚 = 名前 + 表示条件

こう書く

  • 名前

    「たき火のそば(夜)」など、場面が分かる名前。

  • 表示条件

    継続形で書く。例:「たき火のそばで話している間」。

    場面が続くあいだ、ターンごとに再び出せます。

こう扱われる

その場面が続くあいだ、AI がターンごとに同じ画像を差し込みます。本文で場面が終わると自然に止まります。

注意: 段階が進む場面(近づく → 並ぶ)は、間に隙間ができないよう「近づいている間」「並んでいる間」と各段階を継続形で覆うと途切れません。

こうしたい

特定の場面以外でも、なるべく絵を出したい

どこで: インライン画像に表情・感情の汎用札を数枚足す

こう書く

  • 名前

    「笑顔」「照れ」「驚き」「涙」など、表情そのもの。

  • 表示条件

    その感情が出ている状態で書く。例:「嬉しそうにしている間」「照れている間」。

こう扱われる

場面の札に合致しないターンでも、キャラの表情に合う汎用札が拾われ、会話全体で絵の出る割合が上がります。

表示範囲でネタバレを防ぐ

画像ごとに 「表示範囲」 を設定できます。既定は 「ずっと表示」ですが、マイルストーンを使っているシナリオでは、「◯◯以降」(そのフェーズに到達してから解禁)や 「◯◯まで」(そのフェーズに入る前に限る)に絞れます。

範囲を絞った画像は、到達するまで AI にも渡りません。名前も表示条件も伏せられるので、 「終盤にしか出ない姿」「正体が分かってからの絵」を、序盤の AI がうっかり先出しすることがありません。マイルストーンのネタバレ防止と同じ考え方です。

自分でタグを書く

画像の差し込みは、本文中の {{img:名前}} というタグで表されます。 AI が自動で書くほかに、自分で手書きしても表示されます。たとえばシナリオの冒頭(最初のメッセージ)に登場の絵を必ず出したいときや、 メッセージ編集(✎)で「ここに 1 枚足したい/消したい」ときに、この形でタグを書けば、本文の一部として表示されます(名前は登録した名前と一致させてください)。

💡 タグは本文そのものの一部です。応答を作り直す(⟳)と、タグも本文と一緒に巻き戻ります。登録していない名前を書いたときは、その場面の絵が無いものとして タグごと表示されません(生の文字列が出てしまうことはありません)。

使ってよい画像について

インライン画像は公開シナリオの一部として他のユーザーにも表示されます。実在の人物と見分けがつかない画像や、未成年に見える性的な表現などは登録しないでください。詳細は コンテンツポリシー に従ってください(画像の具体的なガイドラインは別途整備予定です)。