感情パラメータで個性を出す

マイルストーンを設定したシナリオでは、各フェーズ突入時に「感情の初期値」を持たせられます。会話を進めるたびに AI が値を動かし、それに応じてキャラの反応の温度感も変わります。設定は任意ですが、「揺れやすさ・崩れにくさの個性」をつけたい時に有効です。

扱う 5 つの軸

  • 興奮度 (arousal): 感情の高ぶり・テンションの強さ (0-100)
  • 抵抗度 (resistance): 相手の言動を受け入れない度合い (0-100)
  • 羞恥度 (shame): 気まずさ・気恥ずかしさの度合い (0-100)
  • 信頼度 (trust): 相手への信頼 (0-100)
  • 内面の揺れ: キャラの内面の独白・揺らぎを 1 行で書くテキスト軸

マイルストーンに初期値を入れる

各マイルストーンの「感情パラメータ — フェーズ突入時の初期値」で設定します。フェーズに突入した瞬間、AI に「今のキャラはこういう感情状態」と伝わります。進行ルールに感情軸を使う場合、進む条件(例: 信頼度 ≧ 60)は初期値欄ではなく進行ルール側で設定します。

個性を出す:振る舞い指針

数値だけでは「動じないキャラ」「すぐ揺れるキャラ」の差を伝えにくいので、各マイルストーンには「振る舞い指針」という自由テキスト欄があります。ここに書いたものが、感情更新時の判断材料になります。

  1. 動く幅を具体的に。「褒め言葉では信頼度が +10〜+15 動く」「不意打ちでも抵抗度は -3〜-5 しか下がらない」のように幅を例示すると AI が真似しやすくなります。
  2. 閾値ごとの振る舞いを書く。「抵抗度が 60 を超えたら距離を取る素振りを増やす」「信頼度が 60 を超えたら口調が砕ける」のように、値と表現を結びつけると一貫します。
  3. 軸どうしの組み合わせも指示できる。「信頼度が高くても羞恥度が高い時は、本音を言いかけて飲み込む」のように、交差点の扱いも書けます。

プリセットで使い回す

書いた振る舞い指針は「プリセット」として保存できます。複数シナリオで同じキャラ性を再現したい時や、「葛藤シーン用」「素直な反応用」のように切り替えたい時に便利です。編集画面の「プリセットから選ぶ」で、運営提供・自分の両方から選べます。

💡 振る舞い指針は「数値の動く幅」「閾値での振る舞い」を具体的に書くと反応が安定します。「優しいキャラ」のような抽象的な性格は、キャラクター設定側に書いた方が一貫します。