実例で見る(サンプル)
ファンタジーの護送クエストを題材に、キャラ・シナリオ・マイルストーンを実際の入力例つきで最後まで並べたサンプルです。「世界の設定をどこに書くか」「道の分岐はどう作るか」まで、この 1 本で掴めます。ページ末尾のボタンから、そのまま自分の下書きとして作り始められます。
あらすじ
相棒の冒険者と、ギルドから受けた護送クエスト。期限は夜明け。町外れで道は二手に分かれる——安全だが遠い街道か、近いが暗い洞窟か。主人公(あなた)の選択で結末が変わります。
① キャラ
会話相手。ここには「この人がどんな人か」の核だけを書きます(世界の設定や関係はシナリオ側へ)。
名前
キャラクター設定
② シナリオ
「いつ・どこで・どんな関係で会うか」と世界の舞台を決めます。主人公はプレイヤー自身なので、主人公の容姿は書きません。
タイトル
二人の関係性
世界観・背景設定
裏設定(キャラには伏せる情報)
物語の導入
Q. 世界の設定(歴史や魔法体系)はどこまで書く?
会話に出てくる分だけ「世界観」に書きます。細かい年表や設定資料は書かないでください(会話に登場しない情報は、AI の応答を散らかすだけです)。「キャラがまだ知らない秘密」は、世界観ではなく 裏設定(キャラには伏せる情報) に逃がします。
③ マイルストーン(分岐あり)
「出発 → 岐路 → それぞれの道」に区切り、おすすめの自動進行(storylet)で自然に進めます。岐路で主人公の選択に応じて 2 つに分岐します。
物語的な役割(このフェーズで何が変化するか)
キャラの心理姿勢
行動範囲(このフェーズで踏み込んで良い範囲)
次フェーズへの進行ルール = 自動進行 (storylet)
物語的な役割(このフェーズで何が変化するか)
キャラの心理姿勢
この場面の狙い(能動的進行)
このフェーズで判明する事実(1行 = 1事実)
感情パラメータ — フェーズ突入時の初期値
相棒として打ち解けている状態から始めるので、信頼度は高め・抵抗度は低めに置いています。
この段階からの分岐(2)
Q. 判明する事実と裏設定は何が違う?
判明する事実は「この段階でキャラが知っていい情報」(例:洞窟の噂)。到達して初めてキャラに渡ります。裏設定は「キャラがまだ知らない舞台裏」(例:実際に巣がある)。キャラには渡らず、観察できる兆候だけが現れます。
物語的な役割(このフェーズで何が変化するか)
キャラの心理姿勢
口調・トーンの方向性
物語的な役割(このフェーズで何が変化するか)
キャラの心理姿勢
裏側で進んでいる事実(GM だけが知る、キャラには伏せる)
Q. 分岐した後、また 1 本に戻したい
両方の分岐先(3A・3B)から、同じ次フェーズへ繋げば合流します。「道は違っても、隣町に着いてからは共通」のような作りにできます。
この見本から学べること
- 設定の置き場所: キャラの核→キャラクター設定、舞台と道→シナリオ世界観、キャラが知らない秘密→裏設定、段階で明かす情報→判明する事実。
- 自動進行が主役: 「次へ」を押させず、会話の流れで段階が進む。
- 分岐: 主人公の選択(街道/洞窟)で結末が変わる。条件は観察できる言葉で。
- 能動性: 「この場面の狙い」でリィが自分から選択肢を並べる。
- 裏設定の効かせ方: 巣そのものはキャラに伏せ、「獣くさい」という兆候だけを届ける。
このサンプルをそのまま使う
ゼロから書かなくても、この見本をまるごと自分の下書きにして、好きに書き換えられます。